「今現在、タリーで仕事を見つけるのはなかなか難しい」
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こんにちは。クイーンズランド州、タリー(Tully)と言う町のバナナファームで働いています、たかむね(takaholi29)です。
ここタリーにやってきて、もうすぐトータルで7ヶ月。せっかくなので、現在のタリーのバナナファーム情報をお伝えしたいと思います。
ちなみにお伝えするのは、タリーの全般的な話です。後ほど詳しくお伝えしますが、状況はあまり良くありません。それでも、すぐに仕事を手に入れる人も実際にいます。ですので、正直「運」の要素が強いです。それを踏まえた上で読んでいただければと思います。
まず、結論から言うと、今のタリーで仕事をゲットするのは難しいと思います。それは各ファーム、単純にバナナが不作のため、労働者を必要としていないからです。
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CONTENTS/目次
シェッドワーカーの削減
まず僕が働いているファームのお話をします。
僕が勤務しているのは、Mackays(マッカイ)と言うファームです。マッカイは、ここタリーで最大手のファームのため、大変ありがたいことに、週5日、平日の月曜から金曜まで、基本的に働くことができます。月に2回は、日曜日にも働くこともあります。ちなみに僕の仕事は「ハンピング」という外で行うバナナの収穫作業です。
それが一転、先週の金曜日は休みでした。これは割と珍しいことです。そのため、シェッド(屋内での処理作業)で働く人たちはどんどん人数が削減されています。特に女の子のワーカーです。お昼休みの時などに、彼女らのスーパーバイザーから、
「今はバナナがあまりないので、人を減らさなくちゃいけないの。だから、明日からあなたの仕事はないわ。」
と、急にクビを告げられています。このように、労働者の人数は減らされています。特に、最近新しく入ったきた人が切られる傾向が強いです。逆に、長く働いているベテラン的な人たちは、やはり使い勝手が良いためか、このような状況でも引き続き労働機会が与えられています。
仕事探し中の人も多い
新たな労働者を必要としていない上に、仕事を求めている人も比較的多くいます。ここタリーでの仕事探しの方法の一つとして、「ジャンピング」というものがあります。
簡単に言うと、毎朝労働者を迎えに、各ファームの車やバスがやってきます。そこで直接「雇ってくれ!」と交渉するのです。そしてここ最近、ジャンピングしている人たちを比較的多く見かけます。ヨーロピアンにアジア人、各国のワーホリメーカーです。少ない時期は数人だったジャンピングの人たちが、現在は20人以上は毎朝目にすることができます。
プラス、ジャンピングをしないで仕事探しをしている人ももちろんいるので、かなり倍率はキビシいのではないかと思います。バッパーのウエイティングリストなどです。
2週間ほど前にタリーにやってきた日本人の女の子から聞いた話です。彼女が滞在しているバッパーは、あのラフターズ(バナナ・バラックス)。そこのウエイティングリストによる仕事待ちの女の子は、十数人いるとのことです。彼女も2週間仕事を探している最中で、毎朝がんばってジャンピングをしていますが、手応えはあまりないそうです。
そしてそのジャンピングの最中に、とあるファームの社員さんからこう言われたそうです。
「今のタリーのバナナの状況は、数年に一度の不作だよ」
それでもタリーに来る価値はアリ
以上のように、今のタリーで、ファームジョブの仕事に就くのは、全般的な話として、比較的難しいです。
しかし冒頭でもお伝えした通り、すぐに仕事を見つけるラッキーな人もいます。本当に、人それぞれ。「運」です。ですので、タリーでファーム探しを考えている人にとっては、ここに来る価値はあると、僕は思います。
金銭的なことを言えば、1週間で$400は貯めることが可能です。週5日働いて、手取りがおよそ$700。そこから家賃が$110~$140。さらに食費も$100ほどで収まります。贅沢しなければ$500は貯金できます。
英語環境で言えば、ネイティブスピーカーもたくさんいます。バッパーに滞在すれば、それこそ日常を英語環境にすることが可能です。前回の記事でもお伝えした通り、
僕は英語環境を求めてバッパーに移動しました。今のルームメイトは、アイルランド人の女の子が4人。(全員英語ネイティヴ)プラス自分の、5人部屋。色んな意味で、とても良い環境です!この話は次回したいと思います。
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ということで、2016年5月現在のタリーのファーム情報でした。
ちなみ僕は、2週間後にタリーを出ます。セカンドビザの条件も問題なく満たし、お金も比較的貯まりました。そろそろ新しい環境に身を置く時期だと思っています。この話もまた追い追い。
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