「『道の駅』を感じさせる、こじんまりとした日本がありましたとさ。」
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こんにちは。オーストラリアに引き続き、2か国目のカナダでワーホリ中、トロント滞在もまもなく10か月になります、たかむね(@takaholi29)です。
僕が入国以来ずっと滞在しているトロント。「人種のモザイク」と言われる街であるため、ありとあらゆる国の人々が住んでいるカナダ最大の都市です。そして様々なエスニックタウンが存在しています。いくつか挙げますと、チャイナタウン、コリアンタウン、リトルイタリー、ポルトガルヴィレッジ、インディアンバザール、グリークタウン、などなどなど。これらのエスニックタウンはダウンタウン近郊にあります。
ですが、日本のコミュニティは存在していません。いえ、トロントにあることはあります。ですが、ダウンタウンには存在しないのです。中心地から電車とバスを乗り継いでおよそ1時間、その名も「J-town」と呼ばれる場所がトロントの郊外に。ということで、満を持して今回潜入調査をしてきました。
ダウンタウンにある日本食レストランとはまた違った、日本の地方的雰囲気漂うジャパニーズコミュニティ「J-town」。ほとんど画像でお届けしますよ!
ではいってみましょう。
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J-townの場所と行き方
あるのはトロントの郊外
まずはこのマップをご覧ください。J-townの位置です。
では、トロントのダウンタウンはどこでしょう?
はい、湖沿いです。マップ上の「トロント」という文字のところがまさにダウンタウンです。「いや、J-town遠っ!」。北におよそ20km。よっぽどのことがない限り、まず行かない場所にあるのです。
アクセス方法
トロントの交通網TTCを使って簡単に行くことができます。
アクセスルートは2つ。J-townの公式ホームページにも記載されていますが、日本人には割とおなじみの駅「Finch(フィンチ)駅」からのバスで向かうことにしました。


こちらが、フィンチ駅内のバス乗り場。この「53 Steeles East」行きのバスに乗ります。

53A、53B、53E、53Fと、いくつか最終ストップが異なるようですが、どのバスでも大丈夫です。J-townの前に停まります。

乗車時間はおよそ20分。郊外な景色がずっと続きます。

ハイウェイの出入り口を通り過ぎてすぐ、Woodbine Ave.沿いのessoのガソリンスタンドが見えるともうすぐ到着です。

レクサスのディーラーが見えたら、J-townはそのお隣。この茶色の建物内部がジャパニーズタウンです。

これが下車するバス停「Call Net」という名前だった気がします。。

バス停前の道を渡ってJ-townに到着です。


外はこざっぱりとした雰囲気


こんな立地もあってか、駐車場がしっかりあります。そして、ほとんどの利用客は中国人のみなさまばかりでした。

駐車場横のここが入り口。


この両サイドの建物内に各店舗が入っています。




左側はブティックやヘアーサロン、ゴルフ用品店、喫茶店に居酒屋など。こちら側の店舗には入りませんでした。
ちなみにJ-townの見通図はこのような感じです。

意外と賑わっていた内部
では右側の建物内部はしっかり見てきたので画像でどうぞ。









確かに、ダウンタウンで見かけない日本食材や製品はいくつかありました。
手前にはお肉屋さん。



さらに奥は鮮魚コーナー。





お寿司のパックなど、こういった商品はなかなかダウンタウン内では見かけないのでちょっとテンションが上がりました。やっぱり海鮮系でしょ、日本人なら。




奥には飲食スペース。ここで海の幸をいただけます。
さて、J-town入ってすぐ右にあるのが「カフェグリーンティー」なるお店。僕はここでお昼ご飯を食べることにしました。





レジで普通に「カツカレーお願いします」と日本語で注文できます。
レシートと番号札を持って席で待っていると、数分後に運ばれてきました。

いや、普通に美味しかったです!
まとめ
位置づけとしては、なかなか難しいのがこのJ-townだと思いました。
ここでしか手に入らないものが特にあるわけでもありません。それこそダウンタウンに1軒「サンコー」という日本の食材や製品を幅広く扱うお店があるため、そちらで事足ります。わざわざ1時間かけてまでこのJ-townに足を運ぶメリットはありません。
また食事処。蕎麦やうどんなど、多少値は張りますがダウンタウンで普通に食べられます。トロントで生活していて、「中華食べたいな、じゃあチャイナタウン行こうか!」「韓国料理がいいな、そしたらコリアンタウン行くか」とはなりますが、残念ながら「日本食恋しい、よしJ-townだな!」とはなりません。
そういったこともあって、ダウウンタウンに住む日本人にとってはなかなか接点がない場所がここだなと感じたのが正直なところ。だからこそJ-townにやってくるお客さんは周辺に住む中国系の方々が大多数を占めていた現実があります。
ですが、冒頭でも触れたとおり、この日本ショップモールの雰囲気自体は地方にあるような道の駅。こじんまりとした何処か懐かしいような気持ちになったのも事実です。この感覚はダウンタウンのジャパレスには存在しないですね。
ですので、本当に時間に余裕があって、「古き良き」ではないですが、それに似た気持ちを感じることができ、トロント生活にちょっと疲れてしまった際の気分転換に使える場所だと思ったのが、今回の結論です。
もしこのJ-townに来る機会がありましたら、ゆったりブラブラと過ごすのが楽しいと思います。
以上、トロント郊外の日本人街「J-town」のレポートでした。ではまた。
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雰囲気が分かりやすかったです(o^^o)
▶︎ゆうきさん
ありがとうございます!雰囲気を掴んでもらうにはヴィジュアルが一番。写真だけはいつもたくさん撮ってますからね